卒業シーズンになると　斉藤由貴の『卒業』をよく耳にします。

 

私の涙腺は緩い方で、結構すぐ泣きます。

泣けるドラマや映画は勿論！[もらい泣き]もよくあること。

ニュースを見ていて[ジュワ～]っとなることも。

待機涙がいっぱいあると思うのです。

それなのに、あの、小学校の卒業式では

何故かどうしても涙が出てこなかったのです。

クラスの女子全員がシクシク泣いている中で

私だけは黙って下を向いているだけでした。

周りが泣けば泣くほど訳がわからず、

「はやく家に帰らせてー！」って気持ちでした。

 

だって、春休みが終わればまた中学校で会えるでしょ？！

一緒に行こうねって、待ち合わせ場所や時間まで約束したでしょ？！

 

初めてのセーラー服だよ。

ピカピカの自転車に乗って行くんだよ。

部活だって、いろいろあるんだよ。

楽しそうだよね。

 

　　ところがところが、入学式には市内6小学校が

ひとつの中学校に集まり、クラス編成は

Ａ組からＭ組まで　13クラスに振り分けられたのです。

市内で最も少人数の小学校だったので

同じクラスの女子は各クラスに

１人ずつしかおらず、完全超アウェー状態なのです。

 

 

そりゃあ心細いし不安にもなるよね。

あの卒業式の日、みんなはこの状況を先読み予測していたのかー❢❢

 

すっかり忘れていたその卒業式から10年以上経ってから

斉藤由貴の『卒業』がリリースされ、

♬「あーぁ、卒業式で-　泣かないと～冷たい人と言われそう～♪」

というフレーズが泣けなかった卒業式を思い出させます。

 

その後も自分の卒業式では一度も泣くことはありませんでした。

つまり、私は「すご～く冷たい人」かもしれませんね。　　　ヒヒヒ

 

マニフレックス名古屋インター店

伊藤 ヾ(๑╹◡╹)ﾉ”