健康ブログ~二度寝って悪いの?~

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春はなんだか眠いですよね?

新年度は環境の変化が大きくなりやすい季節です。慣れない生活による疲れや、ストレスは身体の調子を崩し、快眠を妨げる原因のひとつです。

また、花粉や黄砂など アレルギー症状を引き起こす物質が多く飛散するので、症状がある方は寝苦しかったり、薬の副作用で日中に強い睡魔に襲われたりします。

そして、寒暖差も影響し、体のリズムが崩れやすくなり、夜にうまく眠れなかったり昼間に眠くなったりしてしまうそうです。

このような理由もあり、夜に良質な睡眠がとれず、二度寝をしてしまうと考えられます。

 

二度寝は、悪いことばかりではないようですよ。

二度寝は、一度目が覚めてから浅い眠りの中で「あと5分、あと10分」「まだ寝ていたい」「お布団の中、最高!」という良い気分を味わいながら眠り続けるので、二度寝に幸せを感じますよね。

二度寝にはリラックス効果があることが立証されているそうです。

目覚める1~2時間前に抗ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌がさかんになりますが、二度寝をすることで分泌がさらに続くので、一日の始まりにストレスを跳ね返す力を強くするのです。

 

ところが、三度寝はダメです。

三度、四度と寝て、お布団の中にいる時間をもっと延ばせばもっとコルチゾールが分泌されて、もっとリラックスできるというものではありません。

長く寝てしまうと、睡眠のリズムが狂って生活リズム全体を乱す結果にもなりかねません。

睡眠リズムの乱れは美容やダイエットにマイナス要素です。

また、何度も寝て睡眠時間を増やしても、疲れは取れにくいことが多いです。寝すぎによる頭痛に襲われることもあります。

二度寝が体に良くないと思われるのはこのような理由なのです。

 

二度寝の時間は10分以内がベストのようです。

30分以上寝てしまうとリラックス効果より、マイナス面の方が多いですね。二度寝は睡眠時間にカウントせず、「昨日の自分にちょっとだけご褒美ね。」という程度にしておきましょうか。

朝、太陽の光を浴びることで体内時計をリセットし、夜はしっかり眠って一度ですっきり目覚めるのが望ましいです。