素材を考えましょう

  • 健康ブログ

今回の健康ブログは、素材についてです。

 

シーツやピロケースはどんな物が良いでしょうか・・・素材には、大きく分けて「天然繊維」と「化学繊維」があります。

天然繊維は自然界にある動物から取れるもので、

綿 麻 羊毛 イ草 キャメル カシミア モヘアなどがあります、

吸収発散性に優れていて、汗と熱を素早く吸収し発散します。さらに繊維自身が呼吸しているため快適な湿度を保ちます。

対して化学繊維は石油などの原料から化学的に作られた繊維です。

ポリエステル アクリル ナイロン レーヨンがあります、

汗をあまり吸い取ってくれません、吸収発汗に優れないシーツは布団の中に汗や湿気がたまり、良い睡眠を得ることができません。

柄は無地がお勧めです、化学染料で染めてある物は見た目は良いですが吸収 発散 通気性 柔らかさが損なわれます。

 

それぞれの素材の特徴を簡単にまとめたので、興味のある方は見てください

綿(多く使用されている)

・丈夫

・適度な弾力性があり使い心地がよい

・繰り返し洗濯できる

・耐久性に優れている

麻(最も歴史が古い)

・綿より丈夫(繊維の中でいちばん丈夫)

・繊維が固いので熱伝導が良い

・ひんやり質感

絹(高級寝具に使われる)

・繊維が細く滑らかな肌ざわり

・優雅な光沢感

羊毛(昔から使用されていた)

・保温性に優れている

・寝具の中に使われる事が多い

・繊維のちぢれが多く空気を含む

・熱伝導が低い(高い保温性)

レーヨン(化学繊維)

・薄い生地でも保温性が高い

・静電気が少ないから人気

・化学繊維の中では熱に強い

ポリエステル

・乾きやすい

・防虫 防カビ機能もある

アクリル

・柔らかな肌触り

・合成繊維だけど柔らかい

・染色しやすい

 

天然繊維が良く化学繊維が全てダメということではありません、服の多くは化学繊維が使われています。

しかし、寝具には天然繊維がお勧めです。