スタッフブログ ~野生のスナメリ~

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みなさんこんにちは。

寒い冬が明け、暖かい春もあっという間に通り過ぎ汗ばむ季節になってきましたね。

冷え性の私、寒い日がもっともっと続いてほしいと思った冬は今年が初めてでした。

そのわけはなんと!

今年の冬、野生のスナメリに出会えたのです!

スナメリって…?

はい、スナメリとは白っぽい体色をしている小ぶりのイルカです。

水族館にいるイルカと違って背びれがないのが特徴ですね。

ちなみに私から見ての最大の特徴は、その可愛い顔です。ジャン!

(こちらは鳥羽水族館で飼育されているスナメリです)

中国や韓国、日本などの東アジアの沿岸域に生息していて、伊勢湾だけでも3000頭~4000頭住んでいるそうです。

野生のスナメリ、どこで見たの?

なんと、マニフレックス名古屋ショールームからも地下鉄に乗って行ける、名古屋港で見ることができました!

雪の降る日、スナメリを探しにカメラを持って出かけました。

地下鉄、名古屋港駅を降りると、名古屋港にかかるポートブリッジを目指して歩きます。

近づくにつれて、船着き場の水面からなんだか黒い影がひょこひょこ。

魚にしては大きい!スナメリだ!

会えたらラッキーと聞いていた野生のスナメリ、嬉しさを抑えきれず走り出しました。

ポートブリッジの上から見下ろすと、つるつるした丸い頭が呼吸をするたびに水面へと顔を出しています。

見えなくなったと思ったら、違う個体が。あっちにも!こっちは2頭一緒に!親子かな?

魚を追いかけて、走るように速く泳ぐ子もいました。

頭の上の鼻から出る、プシューという呼吸音まで聞こえたんですよ。

なんとも神秘的な空間に、吹雪いていることも忘れてシャッターを切っていました。

 

寒くなると名古屋港にはたくさんの魚がやってきます。

その魚を追いかけてスナメリがこんな沿岸沿いにまでやって来るというわけですね。

地下鉄の駅から降りてすぐに野生のスナメリに会えるところは、世界的にもめずらしいそうです。

今月のニュースでは、熱田区にある白鳥庭園の堀川までスナメリがやって来ていたとのこと。

名古屋港で魚を追いかけているうちに、そのまま上がってきたのかもしれないですね。

名古屋に流れる川はすべて名古屋港へ繋がっています。

みなさんのお家の近くの川、もっと言えばみなさんの家の水道が名古屋港のスナメリへ繋がっているということです。

海に生きる生き物のために私たちにできることを今一度考えてみて、できることから始めていきたいですね。

マニフレックスも1962年の創業以来、人の健康と地球環境に配慮したマットレスを作り続けています。

マニフレックスの気持ちいいマットレス選んだことが、海や山の動物を助けていることに繋がっているかもしれません。

ちなみにスナメリは絶滅危惧種で、法律によって保護されています。

いつまでも名古屋港でスナメリが見られるように…、スナメリが名古屋の冬の風物詩になってくれるといいな、なんて思います。

寒い冬が苦手な私でしたが、スナメリに会えると思うと次の冬が楽しみです。

 

スタッフO