スタッフブログ~シャチのアースくん~

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こんにちは。

すっかり秋も深まり朝晩の冷え込む日も増えましたね。
今年の冬も寒くなるのかなと、冷え性にはつらい季節が近づいてきました。

さて、こちらのブログでも私の「推し」として何度か
紹介させていただきました名古屋港水族館のシャチ、
アースくんが今年8月3日に天国へ旅立ちました。

アースくんは、それまで出不精でインドアだった私の生活を
変えるきっかけになってくれた存在で、
アースくんに会いに休日は外に出るようになりました。
夏は暑く、冬は寒くてもアースくんに会いたいという思いが
私を行動させてくれました。

アースくんを推し始めて3年。
アースくんは国内で生き残った唯一の雄の子で、
日本の水族館で生まれ育ち、
それはそれはマイペースな子に育ちました。
トレーニングでも前に進んだり後ろにさがったり、
何か月もかけてひとつのジャンプを完成させた姿には
とても感動しましたし、勇気をもらいました。

そんなおっとりさんで、優しくて、まじめで、
素直でまっすぐで、怒りん坊で甘えん坊で、
いつも一生懸命なアースくんは、その体のように大きな愛を
たくさんの人に与えてくれました。

今回はこれまで私が見てきたアースくんの、印象に
残っているページを少しだけですが紹介したいと思います。
お時間ございましたらお付き合いください。

アースくん、出会ってくれてありがとう。
アースくんが繋いでくれる未来がいつか誰かを救いますように。

飼育員さんが手を広げるとアースくんがぐーんと伸び上がり
顔を近づけます。まるでハグをしているようで、
シャチと人との信頼関係が間近で感じられる瞬間でした。


大きな胸鰭を持ち上げてトレーナーさんと手をつないで移動。
手が離れてしまうと「離さないで~」というように、
持ち上げたまま追いかける姿が可愛かったです。


女の子のリンちゃんは強めのシャワーが好きですが、
アースくんはジョウロから出る弱いシャワーが好きでした。
「もう一回」「もう一回」と何度も口の中へ。
嬉しそうなその顔からは花が咲いてるように見えました。  




アースくんと過ごす、まったりとした時間が好きでした。
トレーナーさんとお話するアースくん。
アースくんの丸くて大きい目が、トローンとほころぶ瞬間が
大好きでした。
天国へ行っても、まったりマイペースに泳いでほしいと思っています。

いかがでしたでしょうか。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
寒さに向かう季節、みなさまも風邪などひかれないよう、
夜は暖かくしてお休みください。

スタッフO